「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」
さて、映画を見たので、思った通りに、感じた通りに、感想を書こう。
ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語、2019年、アメリカ。
ネタバレしますので、内容を知りたくない方はご覧になりませんように。
戦時中のアメリカ、裕福な家庭の四姉妹。なかでも、物書きで恋に鈍感なジョーの物語。結婚することが女性の幸せではない、でも一人残されていって寂しい。そんなことを感じたり、感じなかったり。
下半身の布が大きく膨らむワンピース(ドレス?)って動きにくそうだよな、と終始感じた。
抗えない心の奥底で燃えるもの、魂のようなものが、自分がどう生きたいかと関わってくる。特に女性は、結婚によって大きく人生が変わる。財産は全て夫のもの。子供も、家も。昔はもっと結婚が「経済」だった。愛する人と結婚することが最も幸せ?さてどうだろう。愛する、ってどういうこと?
自分が好きだった人と妹が結婚するなんて、耐えられないだろうな。
ベスが亡くなったときは泣いた。
そして結婚はタイミングである。
結婚せずに屋根裏でほほえみながら執筆しているおばあちゃん、みたいなジョーが見たかったんだけどな。
結局、男女がペアになってると「幸せ」に見える。物語だからそう描かざるを得ないだろうし、本能的にもそれが「幸せ」だと感じるように、我々の遺伝子に組み込まれているのだろうな。
それではまた。